長良川鵜飼の鮎にちなんだ岐阜の銘菓『鮎菓子(あゆがし)』
皆さん誰もがご存知の戦国武将織田信長。その信長公が天下統一を目指す拠点を置いたのが、金華山という山の頂上にそびえたつ岐阜城です。
岐阜城からは雄大な山々と長良川の景色が望めます。長良川では毎年5月11日から10月15日まで鵜飼という伝統的な漁法により、鮎の漁がおこなわれます。長良川鵜飼は、今では岐阜の観光イベントとなっており、屋形船に乗って鵜匠の操る鵜(鳥)が川で鮎を捕まえる様を間近で観ることができます。
その長良川鵜飼からちなんだ、岐阜では鮎をモチーフとしたお菓子『鮎菓子(あゆがし)』が代表的な岐阜のお土産お菓子として知られています。岐阜市周辺の和菓子屋さんならだいたい定番商品として売られている、ぎふっこには馴染の深い和菓子なんですよ。
ふんわり焼き上げたカステラ生地で、ほんのり甘いモチモチした求肥(ぎゅうひ)をくるんだ可愛らしい鮎のかたちをしたお菓子です。『登り鮎』や『若鮎』、『うかい鮎』などなど、そのお店により、顔の表情であったり味や商品の名前が違ったりしてなかなか面白いですよ。
有名なのが、町屋の風情を残す川原町の一角に本店を構える「御菓子司 玉井屋本舗」さんの『登り鮎』です。
こちらの鮎菓子は、宮内庁お買上・第13回全国菓子博有功大賞を受賞しています。お店の奥にはお茶室が設けられていて、中庭を眺めながら季節の和菓子などをお抹茶と一緒に頂くこともできますよ。
岐阜市矢島町に店を構える「亀甲屋本舗」さんでつくられる鮎菓子は『うかい鮎』といいます。うかい鮎は、すべて職人さんによる手作業で丁寧につくられています。多い日には一日で2,000個以上焼く人気商品なんだとか。この『うかい鮎』は、長良川デパート湊町店オンラインストアで購入可能ですよ。5個、10個、15個入りの箱詰めで売られています。贈り物用に買われてもいいかもしれませんね。
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント画面」にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。