日本のマチュピチュ『天空の茶畑』で絶景を堪能

初夏の気持ち良い風を感じられる五月晴れの日に絶景ドライブへでかけました。“日本のマチュピチュ”“岐阜のマチュピチュ”とも呼ばれ、インスタなどSNSでも話題のスポット、岐阜県揖斐川郡揖斐川町上ケ流（かみがれ）地区にある『天空の茶畑』へ行ってきました。

岐阜市中心地から車を走らせること約1時間、段々と山が深くなってきました。この季節の山は新緑で青々としていて、とても爽やかで綺麗ですよね。途中、綺麗な小川が流れていたり、うぐいすの鳴く声が聞こえてきたりと、自然を感じる最高のドライブ日和になりました。

山道をくねくねと進むと、やがて標高300メートルほどの山の中腹に広大な茶畑が見えてきました。岐阜県揖斐川町の旧春日村は、昔から昼夜の寒暖差と綺麗な水を利用したお茶の名産地として知られています。

日本ではもう僅か3%しか残っていないとされる、稀少な在来種のお茶の木を今でも大切に育てているんだそうですよ。その木から採れる無農薬の一番茶はとても上品で美味しく、高級茶として品評会などでも評判が高いのだそう。

案内に従って車を停め、絶景スポットまで歩くスタート地点にきました。そこには先程のお茶を試飲できる場所もあり、登山をする前にホッと一服させてもらいました。3歳になる双子たちも「美味しいね～♪」とご満悦。

さぁ、美味しいお茶も飲めたことですし、絶景スポットまでいざ登山です！！

距離はそれ程ありませんが、急こう配を登る箇所がいくつかあります。スタート地点で竹杖を借りるのをオススメします。その杖さえあれば、3歳児でも軽々と登っていけました。ちなみにうちの双子は2歳の時もこの絶景ポイントまで登っています。小さなお子さんからご年配の方まで楽しめますよ♪

よいしょ、よいしょと子ども達と楽しみながら登ると、あっという間にポイントまで辿り着きました。「せ～～の！！」と振り返ると、そこにはウワサ通りの絶景が待っていました！！

山々に囲まれた谷間にぽっかりと浮かんで見える茶畑は、太陽の光に照らされ本当に神々しい。まるで絵画を見ているかのような錯覚さえおぼえます。まさにペルーのマチュピチュを彷彿させる絶景でした。

山肌の斜面に腰掛け、ただただその美しい景色を見下ろします。これには3歳児も感動の様子で、一生懸命に持っていた筒を望遠鏡に見立て絶景を堪能していました。

ゴールデンウィークの真只中ということもあり、いつもよりも訪れる人々が多かったように思いましたが、十分に満喫できました。また紅葉や雪解けの季節も違った表情を見せてくれるような気がします。

親子でハイキングがてら登山し、絶景を楽しむにはもってこいの場所だと思います。新緑の美しいこの爽やかな季節はとくにオススメです。是非、新緑ドライブがてら『天空の茶畑』まで足を運んでみてはいかがでしょうか。